【介護ニュース・テレビで話題の男性介護者、外山努さんもご出演】映画「認知症~愛の奇跡~」製作・監督★葉七はなこ★

重度認知症の奥様を14年間献身的に介護されてる、外山努さんが、勤務されてる企業の大阪本社にお伺いしました。
介護が一番辛かった時期に、親身になって悩みを聞いてくださった上司に、ご挨拶と10年ぶりに奥様を会社に連れて上司に逢いに行きました。外山さんは、介護と仕事を両立させるのが、非常に困難な苦しい時期があり、二人で死を考えた事もあったそうです。
そんな時に仕事を辞めようと上司に泣きながら相談したところ、上司は仕事を辞めないように外山さんを励まし、介護と仕事が両立できるように部署を変えて下さいました。外山さんは、仕事があったから、大変な介護も乗り越えられた。「今の幸せな自分があるのも、会社はじめ親身に考えてくださった上司のお陰です」と涙ながら話されていました。年間約1万人という介護離職が問題になっており政府の「新3本の矢」にも介護離職ゼロを目標に掲げられています(私が、理事をしております全国通所介護事業者連絡会も同じく目標に掲げています)https://www.facebook.com/zentsuren/?fref=ts 戸山さんの会社のように介護に対しての上司の理解や福利厚生が充実していなければ難しいとは思いますが、外山さんは、現在テレビなどメディアを通して、今自分がこうして幸せで介護が出来るのは、仕事を続けていたからだということを啓発されていらっしゃいます。

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